葬祭マナー/不祝儀袋①袋、結び方、折り方

葬祭マナー

目的や金額に合わせて袋を選びましょう

現金を送るときは、半紙で中包みをし、さらに奉書紙で上包みをして水引きをかけるのが正式です。

現在では市販の不祝儀袋を使うのが一般的ですが、送る目的に合わせて選びましょう。

結び方は、あわじ結び、結び切りなどが良く使われます。

あわじ結び(あわび結び)は結び切りの一種で、両端を引っ張るとさらに固く結ばれるのが特徴です。

その形から「末永く付き合う」という意味を持ち、結婚祝いやお見舞い、退院祝いのほか、謝礼や餞別、葬儀などの弔事に適しています

「結び切り」は、一度結ぶと解けない形になっています。

二度と繰り返すことのないようにという想いが込められているため、結婚祝いや快気祝いのほか、弔事全般に適しています。

上包みの裏側にも注意

慶事(喜び事)と弔事(不幸事)では上包みの折り方が異なります。

「喜びは上向きに、悲しみは下向きに」と覚えておきましょう。

持参する時はふくさに包んで下さい。

むき出しでバッグなど入れずに必ずふくさに包みましょう。

渡すときは中身を取り出し、両手で先方に向けて渡します。

ふくさの色は慶事と異なります。

暖色や、明るいモノは控えましょう。

灰色か紫色が一般的です。

まとめ

☐ 袋は市販で販売されているものが一般的ですが、目的に合わせて選んで下さい。

☐ 結び方は、あわじ結び、結び切りなどが良く使われます。

☐ 上包みの裏側は下向きに折りましょう

☐ 必ず現金はふくさに入れましょう。色は灰色や紫色が一般的です。

執筆者/萩市民葬祭

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